こんにちは、IA Japan @ Montreal です。
モントリオールへの親子留学は、保護者が就学ビザ (語学学校でもOK) を持っていれば、お子様は公立学校に無料で通うことができることから、近年日本人にも人気が高まっています。
モントリオールには、英語とフランス語の2つの公立スクールボードが存在しますが、保護者が留学生の場合、お子様を英語のスクールボードに通わせることができる点もメリット。
移民者・市民権者の過程の子女は、基本的にはフランス語のスクールボードに通わなくてはならないため、モントリオールで英語教育を行えるのは、留学生の特権とも言えるのです。
さて、英語のスクールボードに属する小学校の場合、「English Core」「Bilingual」「French Immersion」の3つの中から、学校の言語タイプを選択できることをご存知でしょうか?
今回は、それぞれの特徴を整理してご紹介したいと思います!
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English Core
英仏の割合 | 英:仏=70%:30% (体育・芸術・音楽以外は英語) |
提供しているスクールボード | EMSB |
親子留学生に最も人気のあるコースです。主要科目は基本的に英語で行われるため、1〜2年の留学期間中に英語力をしっかりと身に付けさせたい場合に、おススメのコースとなります。
お子様の年齢が既に小学校高学年で、英語をこれまであまり学んだことがない方は、短期間で2言語を学んで混乱する可能性もあるため、英語学習に集中した方が伸びを実感できるでしょう。
小中学生のお子様であれば、2〜3年滞在すれば、英語でのコミュニケーションは十分にできるようになります。中には、保護者の通訳もできるほどに成長するお子様もいるほどです。
モントリオールと言う土地柄、フランス語学習は必ず入って参りますが、English Coreであればフランス語の割合もそこまで高くないため、十分に英語力を伸ばすことが可能です。
Bilingual
英仏の割合 | 英:仏=50%:50% (対象科目は学校によって多少差があり) |
提供しているスクールボード | EMSB / LBPSB |
既に日本でも英語を少し学んでおり、移民後にフランス語の学校に移行するための下準備も進めていきたいという方におススメのコース。2言語学習に前向きなお子様の場合はおススメです。
多くの場合、一日の半分は英語、もう半分はフランス語という構成になるため、いきなり「完全フレンチ」の環境にならない点がメリット。少しずつフランス語に慣れていくことができます。
上述の通り、移民後は基本的にはフランス語の学校に通わなくてはなりません。その時に、いきなりフランス語のみ環境になるのは辛いもの…場合によっては、フランス語嫌いにもなりかねません。
また、小学生であれば、英語とフランス語を同時に学ぶことも難しいことではありません。新しいことを学ぶことが好きなお子様には、チャレンジさせてあげる価値が十分にあります。
French Immersion
英仏の割合 | 仏語メイン (学年ごとに英:仏の割合が変動) |
提供しているスクールボード | EMSB / LBPSB |
幼稚園〜小学校2年生までほぼフランス語のみ、小学校3年生以降、徐々に英語の割合が50%まで増えていくというコース。お子様の年齢が幼く、英語もフランス語も分からない場合におススメです。
「始めにフランス語を学んで大丈夫?」
…と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、英語は後から学んでも十分に身に付けることが可能。むしろ、言語体系が難しいフランス語の方に、先に馴染んでおく方が断然有利なのです。
また、お子様の将来を考えると、英仏バイリンガルであるということは進学・就職においても非常に重要な要素となります。フランス語に抵抗感がない状態を作ることがとても、とても大切です。
英語スクールボードであるため、家庭では英語を母国語としている生徒も多く、生徒間の会話は英語になることも多いことから、英語も思うほど心配することなく自然と伸びていきます。
いかがでしたか?
英語スクールボードの場合、学校とのコミュニケーションは基本的に英語となるため、例えお子様はフランス語を勉強していたとしても、保護者が大切な情報は英語で受け取れる点がメリットです。
英語スクールボードに通えるという留学生の特権を最大限に活用し、ぜひモントリオールでの留学生活を充実したものにして下さい ^^
弊社は、保護者だけでなく、お子様の学校選び・学校登録のサポートも行っております。また、入学手続きからビザ・海外保険の手配、現地ご到着後のサポートまでを一貫して行っております。
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