こんにちは、IA Japan @ Montreal です。
カナダへの親子留学は、英語のクオリティ、治安面、大自然、多文化などを考えると、とても魅力的なものの…
ただ、ネックとなるのが留学費用です。
例えば、オンタリオ州に一年親子で留学すると…
お子様の年間学費:約$14,000 (1名)
保護者の年間学費:約$11,750 (1名)
生活費:約$30,000計:約$55,750 (約470万円)
しかし、ケベック州モントリオールを留学先に選ぶと…
お子様の年間学費:$0 (公立の場合)
保護者の年間学費:約$8,500 (1名)
生活費:約$24,000計:約$32,500 (約275万円)
…と、費用をかなり抑えることが可能なのです!
今回は、最近徐々に注目を集めつつある「モントリオール親子留学」におけるお子様の学校選びのポイント (公立) をご紹介致します。
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ケベック州の教育制度をおさらい
まずは、お子様がどの教育レベルにあたるのかを確認しましょう。ケベック州の場合は、以下のような教育システムになっています。
0 – 3歳 | デイケア (日本で言う「保育園」) |
有料 |
4歳 | Pre-Kindergarten (日本で言う「幼稚園年少」) |
無料 |
5歳 | Kindergarten (日本で言う「幼稚園年長」) |
|
6 – 11歳 | Elementary School | |
12 – 16歳 | Secondary School (日本の中学校と高校が一緒になった存在) |
4歳児向けの「Pre-Kindergarten」の場合は競争率が激しく、席が確保できない場合はデイケアに預けることになります。「Kindergarten」以上は、空きがないということは殆どありません。
「Pre-K / Kindergarten /Elementary School」の場合、通う学校は「学区」によって決まります。そのため、通いたい学校がある場合には、その学校の学区内に住まなくてはなりません。
「Secondary School」の場合は、学区は特にありませんが (スクールバスもなし)、遠くまで通うのも大変なので、近くの学校に通う or 通いたい学校の近くに住む、という方が多いです。
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英語とフランス語、どちらメイン?
モントリオールには、英語とフランス語のスクールボード (教育委員会) が存在しています。英語のスクールボードに通わせられるのは留学生の特権でもあるため、英語スクールボードの人気が高いです。
英語スクールボードの「Elementary School」においては、英語とフランス語の割合を、以下3つのタイプから選ぶことが可能。留学生は、「English Core」の学校を選ぶ場合が多いです。
English Core | 英:仏=70%:30% (体育・芸術・音楽以外は英語) |
Bilingual | 英:仏=50%:50% (大半は1日の中で英仏が半々) |
French Immersion | 仏語メイン (学年ごとに英:仏の割合が変動) |
「Secondary School」においては、学校ごとに力を入れている分野 (アート、サイエンス、リーダーシップetc.) に特徴があるため、それぞれの学校の特徴をよく把握し、選択する必要があります。
また、お子様がフランス語にあまり馴染みのない場合は、「Français langue seconde, international」(フランス語を母国語としない生徒向け) のプログラムがある学校がおススメです。
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人気のスクールボードは?
上述のように、留学生には英語スクールボードが人気。
モントリオールには、3つの大きな英語スクールボードがあり、地域によって管轄が異なります。一番人気は、ダウンタウンを管轄地域に持つ EMSB (English Montreal School Board) です。
将来的にはケベック州へ移民しようと考えていらっしゃる方には、英仏バイリンガル教育に力を入れているLBPSBもおススメ。英仏バイリンガルを育てるための方針がしっかりした学校です。
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いかがでしたか?
弊社は、保護者だけでなく、お子様の学校選び・学校登録のサポートも行っております。また、入学手続きからビザ・海外保険の手配、現地ご到着後のサポートまでを一貫して行っております。
関心のある方は、ぜひ一度ご相談下さい ^^