オンタリオ留学移民とは?
オンタリオの留学移民。目的や理由はそれぞれでも、多くの方が移民を視野に入れてカレッジへ留学しています。
2年制以上のカレッジで就学し、就労ビザ(PGWP)を取得して就労後に永住権を申請するこの「留学移民」は、カレッジー就労ー永住権申請 というステップを経て、カナダ生活に徐々に慣れることができ、安全な移民方法として人気があります。
Express Entry 概要
2015年より導入された「Express Entry」とは、点数制の移民選考システムです。
「CRS(Comprehensive Ranking System)」と呼ばれる移民点数により高得点者を選抜するシステムで、年齢、学歴、職歴、英語力など、それぞれの項目で高得点を受けると永住権取得の可能性が高まります。
州政府の移民とは違い、年齢におけるポイントの比重が大きいことが特徴となります。
留学移民のメリットとは?
就労ビザ(PGWP)の発給
カナダ留学移民の一番のメリットは、何といっても卒業後に発給される就労ビザ「PGWP(Post Graduation Work Permit)」です。
2年以上のカレッジに通うと、3年間の就労ビザを取得できるため、カレッジでの就業期間を含めて、最低でも5年間以上カナダで過ごし、カナダの生活に慣れることができます。
人脈づくり、カナダの文化に慣れることができる
カレッジに通いながら、いろいろな国の人と交流することができるため、卒業後、どんな職場でも自然に溶け込む力を身につけることが可能です。
留学せずに、専門的な技術でカナダに就職しても、文化の違いで職場に上手く馴染めず、予定より早く帰国してしまうことも少なくはありません。留学移民を通じて、カナダ国内で通用する教育を受けることによって、雇用条件が良くなる可能性だってあるのです。
時間をかけて英語力をアップ
カレッジ2年+PGWP3年の、最低でも5年という期間が与えられるため、時間をかけてゆっくり語学力を身に着けることができます。
語学というものは短期間で焦って勉強しても、どうしても限界があるものです。英語スコアは悪くない方だったのに、実際にカナダの職場へ来てみたら、上司のジョークが理解できなくてつらい…というようなエピソードもよく耳にしますが、留学期間で生きた英語を習得すればその心配もありません。
就学中のインターンやCo-op課程を経て、就職の確率もグッと高まります。
留学移民のデメリットはあるの?
就職できるかどうかは自分次第
留学したからといって、就職が保障されるわけではありません。PGWPというオープンワークビザが出ますが、最終的に就職先を見つけるのは本人次第です。
専攻の選択肢が限られる
カナダの労働市場で求められる専攻を選択することで、移民の可能性が高まるため、ただ自分が学びたいというだけでなく、カナダでの就職の可能性や職種なども考慮した上で専攻を決めなければなりません。
学費・生活費がかかる
留学するとなれば、やはり学費や生活費の問題は避けて通れません。学生ビザでカレッジや大学に通うと、一週間に20時間まではアルバイトが可能ですが、勉強しながら生活費を稼ぐのは簡単ではありません。
Express Entry – 申請条件
✔ NOC 0,A,Bの職種で、カナダで1年(1560時間)以上の職歴がある方
※ 申請から過去3年以内の就労経験のみ認定
✔ 職種に見合った英語力をお持ちの方
NOC 0 or A の場合:CLB 7点以上(IELTS 5.0以上)
NOC B の場合:CLB 5点以上(IELTS 6.0以上)
※ より正確かつ最新の情報は、カナダ移民局のサイトにてご確認下さい。
永住権申請までの流れ
1) カナダご入国・就学開始
※入学にスコア提出が必要なコース・学校もあります
2) 卒業・英語スコアを取得
※卒業後は3年間の就労ビザ(PGWP)へビザを変更
3) オンタリオ州内で就労(フルタイムー12ヶ月以上)
4) 条件が揃ったら、Express Entry プロフィールを作成
5) ITA(永住権申請への招待状)を受ける
6) カナダ永住権申請・取得
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こんな人におススメ
☆ カナダ・オンタリオ州に移民したい方
☆ 英語だけに集中したい、英語だけで移民を目指したい方
☆ 年齢の若い20、30代前半の未婚の方
☆ カレッジや大学でしっかり勉強したい方
☆ カナダで確実に就職したい方
弊社では、このExpress Entry プログラムを通してカナダ永住権に辿り着けるよう、カレッジや英語コースのご紹介を行っております。
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