こんにちは、IA Japan @ Montreal です。
ワーキングホリデー先としても人気の高いカナダ。
滞在中にカナダが好きになって、「もっとカナダにいたい!」と思い、そこから就労ビザや永住権取得の道を探し出す方も少なくありません。
しかし、移民大国カナダであっても、ビザスポンサーを見つけたり、永住権申請の条件を満たすことは、そう簡単なことではありません。
しかし、事前よくプランニングをすれば、カナダでのワーホリ期間を有効に使いながら、カナダ永住権取得を目指せる道があります。
それが、、、
「モントリオールでフランス語を学ぶワーホリ」
今日は、永住権につながるワーホリの過ごし方についてご紹介します。
なぜフランス語を学ぶの?
モントリオールのあるケベック州は、他州同様、独自の移民プログラムを採用しています。その中で、最もカナダ永住権取得への近道として今注目を集めているのが、PEQ – Québec Graduate (ケベック経験者クラス – ケベック留学後移民) というプログラムです。
この PEQ プログラムのポイントは、「ケベック州でディプロマ取得+フランス語B2レベル取得+ケベック州での18ヶ月の就労」の3つの条件で、永住権申請が可能という点。他の移民プログラムより申請のための条件が少なく、特別な職歴や高い英語力がなくとも申請が可能。
ディプロマは、しっかり学校に通いさえすれば取得することができます。ただ、語学ばかりは、馴染みがないと、なかなかすぐに習得することはできません。しかし、ワーホリ期間を活用しながらフランス語を学び&使えば、1年間で十分にフランス語の土台を作ることができます。
その後、ワーホリビザから就学ビザに切り替えて職業訓練コースをスタートすることもできますし、一旦日本に帰国して資金を準備してから、再度渡加することも可能。ワーホリビザを有効に使うことで、その後 PEQプログラムで移民申請するための準備をすることができるのです。
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1年間、どう過ごしたらいい?
おススメは、最初の半年間はフランス語をしっかり語学学校で学び、後半の半年間で働きながらフランス語を実際に使う訓練をする、というプラン。「フランス語を身に着ける」ということに集中して過ごすことで、1年間でもしっかり成果を出すことができます。
そう聞くと、「1年間、ギチギチのスケジュールで過ごさなきゃならないの?」と思うかもしれませんが、もちろん、「勉強」と「仕事」で終わってしまうワーホリではありません。下記にご紹介するように、モントリオールだからこそ楽しめる内容がたくさんあります。
モントリオールでどんな経験ができるの?
モントリオールは「北米のパリ」とも呼ばれており、他のカナダの大都市とは一味違った雰囲気を楽しめる都市。アフリカ・東欧・東南アジアからの移民も多く、「世界の縮図」を実感することのできる場所です。
芸術関係のイベントも多く開催さており、中でも「Montréal International Jazz Festival」や「OSHEAGA」といった音楽イベントには、毎年多くの人々が世界中から集まります。ちなみに、あの有名なサーカス団「Cirque du Soleil (シルク・ド・ソレイユ)」もモントリオールを拠点に活動しています。
また、モントリオールはトロント、オタワ、ケベックシティ、ニューヨークといった都市にも比較的アクセスしやすい位置にあるため、週末やちょっとした休暇を利用した小旅行も十分に可能です。
でも、英語も勉強したい…
モントリオールは「バイリンガルシティ」。多くのサービスが英仏両言語で提供されています。街の看板やアナウンスはフランス語である場合が殆どですが、語学学校ではたいてい英仏どちらも学ぶことができ、英語を学びにモントリオールにやってくる学生も多いです。
まだ英語にも自信がないという場合は、まず語学学校で英語のプログラムを2ヶ月ほど受講されてから、フランス語に移行することも可能。もしくは、英仏両方を同時に学ぶことのできる「バイリンガルプログラム」を提供している語学学校を選ぶのも一つの方法です。
いかがでしたか?
ワーキングホリデーの先に、「カナダ移民」を少しでも考えたいという方は、お気軽にご相談下さい ^^