こんにちは。カナダ現地直営27年のIA JAPANです。
本日は、モントリオールからオタワへ移住を検討されている方のために、オタワ教育委員会の情報をご案内いたします。
モントリオールはこれまで語学留学を通じて、子どもたちが無料で公立教育を受けられる、理想的な親子留学先でした。しかし最近、ケベック州での法律改正により、語学留学のみで子どもの無償教育を受けることが難しくなっています。そのため、現在モントリオールで子どもたちの無償教育を受けている方々の間では、アルゴンキン大学や、ジョージブラウンカレッジ、セネカカレッジなどへ進学し、オンタリオ州で無償教育を継続しようという動きが広がっています。
その中でも特に、モントリオールに近いオタワがオススメです!
オタワってどんなところ?
カナダの首都オタワは、政治や行政機関が集まる重要な都市です。街の規模は大きくはありませんが、トロントやモントリオールといった大都市へのアクセスも良好で、車や電車で数時間以内に行ける距離にあります。オタワはオンタリオ州の東端に位置し、ケベック州との州境に近い場所にあります。日本人も比較的少なく、英語のみで生活する環境を作りやすいです。また公用語は英語ですが、ケベック州と近いことからフランス語を学ぶ機会も豊富にあります。
オタワでは四季の変化をしっかりと感じることができ、春には色とりどりのチューリップが咲き誇るチューリップフェスティバル、夏にはカナダデーの花火といったイベントが盛り上がります。秋には美しい紅葉が広がり、特にガティノー公園などの自然公園は絶景スポットです。冬には、世界最大級のアイススケートリンクであるリドー運河でスケートを楽しんだり、冬のアウトドアアクティビティを満喫できます。オタワ周辺にはスキーやハイキングなどのアウトドア活動も豊富にあります。
さらに、オタワはカナダの歴史と文化を深く感じられる街でもあります。国会議事堂やカナダ博物館などの歴史的な建物や施設が点在しており、観光名所も多く、学びの機会も充実しています。
カナダの自然や歴史的な文化を肌で感じながら英語を集中して学びたい方には、オタワは理想的な留学先です。
オタワへの早期留学をおすすめする理由
オタワでの留学には以下のようなメリットがあります。
1. 優れた教育レベル
オタワ教育委員会は、オンタリオ州東部で最大の公立教育委員会で、約138校の小・中・高校を運営しています。教員の質が高く、STEM(科学・技術・工学・数学)や言語、芸術・体育など幅広い分野に特化したプログラムがあります。
2. 多文化共生と留学生への配慮
オタワはカナダの中でも非常に多文化的な都市であり、ESL(第二言語としての英語)支援が充実しています。留学生向けのサポート体制もしっかりしており、安心して適応できる環境が整っています。
3. フレンチ・イマージョンプログラム
オンタリオ州では英仏のバイリンガル能力が大きな武器となります。オタワでは、フレンチ・イマージョンやコア・フレンチプログラムを通じて自然にフランス語を習得できるようサポートしています。将来の進学や就職にも有利です。
4. 多様な専門・IB・ギフテッド・芸術・技術プログラム
ギフテッド(英才)プログラム、特別支援教育、芸術や技術に特化した学校もあり、多様な興味を持つお子さまに合わせた教育が可能です。IB(国際バカロレア)やAP(大学先取り講座)を提供する学校もあります。
5. 安全で安心な学習環境
オタワは治安の良い都市として知られており、学校の内外における安全対策が整っています。生徒のメンタルヘルスを支援するカウンセリングサービスもあります。
6. 親がワークビザまたは学生ビザを持っている場合、子どもの公立教育は無料
ただし、保護者のビザの種類によって登録条件や授業料の有無が異なります。詳細は当留学センターまでご相談ください。
Ottawa-Carleton District School Board (OCDSB)について

オタワ・カールトン教育委員会(OCDSB)は、カナダの首都オタワ最大の教育委員会であり、オタワ市内の70,000人以上の生徒に教育を提供しています。生徒に教育、成長、達成のための多様な選択肢を提供しています。
- 初等教育(K〜G8):113校
- 中等教育(G9〜G12またはG7〜G12):25校
- 小学生(特に7年生以下)は親またはガーディアンと同居が必須
- 8年生以上は単身留学可能
- 高校生は平均成績70点以上が入学条件(1学年下での出願も可)
- 教育委員会が提供する「サマー・クレジット・プログラム」(7〜8月/9週間/最大3単位)を通じて、成績不足でも入学可能
- ESLは6つの高校のみ提供(ESLのない学校を希望する場合は事前テスト合格が必要)
オタワのおすすめ高校(OCDSB)
学業優秀・進学校
- Lisgar Collegiate Institute (9-12):市内中心部、高い大学進学率、クラブ活動も充実
- Colonel By Secondary School (9-12):IB認定校でオタワ有数の進学校
- Canterbury High School (9-12):芸術特化(音楽・ダンス・演劇・視覚芸術)
学業と課外活動のバランスが良い学校
- Earl of March Secondary School (7-12):スポーツやクラブも活発な総合校
- Glebe Collegiate Institute (9-12):留学生も多く、アクセスも良好
- Nepean High School (9-12):Westboro地域、落ち着いた学習環境
7–12年一貫校(中高一体)
- Bell High School (7-12):ESL完備、国際生支援が充実
- Merivale High School (7-12):IBプログラムあり
- Longfields-Davidson Heights Secondary School (7-12):近代的な設備と教育環境
地域密着型の学校(コミュニティ重視)
- Hillcrest High School
- Ridgemont High School
- Woodroffe High School
いずれもESLや国際学生へのサポートが整っており、落ち着いた地域環境で学べます。
ESL(英語補習)提供校
初等教育(すべての学校で提供)
- Hopewell Avenue Public School (JK-8)
- Glashan Middle School (7-8)
- Elgin Street Public School (JK-6)
- Mutchmore Public School (JK-6)
- Rockcliffe Park Public School (JK-6)
中等教育(以下の高校が対応)
- Bell High School
- Brookfield High School
- Glebe Collegiate Institute
- Gloucester High School
- Ridgemont High School
- Woodroffe High School
2025-2026年度の料金
セカンダリー(9~12年生)

エレメンタリー (幼稚園~8年生)

※すべての留学生は、オタワでの就学期間中、医療保険に加入していることが必須です。
※支払い時の注意:国際送金をされる場合、送金手数料として40カナダドルが加算されます。
ホームステイ費用:年間約 $15,500 ~ $17,000 CAD
※ホームステイは8年生以上のみ利用可能
弊社では、オタワでのお子様の無償教育や学校選びに関するご相談を受け付けています。ご興味がある方は、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。