こんにちは。International Academy Inc.トロント本社です。

2024年からカナダ移民局は学生ビザおよびワークビザに対する規制をさらに強化しており、ビザ申請に関する新しい規定が継続的に更新されています。
はじめに
そんな状況の中、トロントおよびその周辺に位置する多くの公立カレッジも、移民局の新しいガイドラインに基づき、卒業後にワークビザ(PGWP:Post Graduate Work Permit)を申請できるプログラム(PGWP Aligned Program)のリストを作成・更新しています。
こちらの記事では、トロントの大手カレッジであるSeneca college、George Brown college、Centennial collegeの3つのカレッジと、オンタリオ州の近郊都市、Conestoga College、Mohawk Collegeなどの卒業後にワークビザ申請が可能なPGWP申請資格を満たすプログラムのリストを共有します!
PGWPの資格要件など
また、2024年12月17日より、幼児教育がPGWP対象の学問分野に新たに追加され、現在では以下の6つの分野でカレッジや大学を卒業後にPGWPを申請することができます。
- 農業と農産食品 – Agriculture and agri-food
- 健康管理 – Healthcare
- 科学、技術、工学、数学(STEM)- Science, technology, engineering and mathematics (STEM)
- 貿易 -Trade
- 輸送 – Transport
- 教育- Education (2024/12/17にカテゴリ追加)
また、カナダ移民局の新しいPGWP資格要件の更新については、以下の政府リンクや関連記事をご覧ください。
留学後の就労ビザに関する最も重要な規定なので、ぜひ目を通してみてください。
トロントのカレッジ

それでは、トロントのカレッジを紹介しますね。
- Seneca College 複数キャンパスあり
- George Brown College – St. James Campus
- Centennial College
1. Seneca college セネカカレッジ

セネカカレッジ ってどんな学校?
オンタリオカレッジの中で最大のカレッジであるセネカカレッジは学生数27,5000人。そのうち150カ国から来た留学生が23,000人と国際的なカレッジです。トロント市内や周辺地域に複数のキャンパスを持ち、160以上の多彩なプログラムを提供しています。
ディプロマ、Certificate、学位プログラム、さらには一部の大学と提携した学位プログラム、と選択肢が豊富で、学問分野としてもビジネス、IT、ヘルスケア、エンジニアリング、アート、デザイン、メディア、ホスピタリティ、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
インターンシップ、実習、コーププログラム(職業体験プログラム)などの実務経験重視の教育とともに卒業後の就職に向けた強いサポートがあります。
また、世界中から多くの留学生を受け入れており、留学生向けのサポート体制が充実しています。
地元企業や国際的な企業との強い提携関係を持っているため、就職活動を行う際に強力なバックアップを受けることができるのは心強いですね。
特に、ビジネスやテクノロジー関連の分野での求人情報は豊富です。
さらに他の大学と提携していることから、ディプロマを取得した後に大学に編入できる道が開かれています。カレッジ後、大学への進学も考えている方にはおすすめです。
2025-2026の入学には奨学金の可能性もあり(詳細はお問い合わせください)
通常2年間のプログラムですが、夏季バケーション期間も就学し16ヶ月での終了も可能です!
おすすめプログラム
- Early Childhood Education – Ontario College Diploma
その他のPGWP対応のプログラムは下記で確認できます。
2. George Brown college ジョージブラウンカレッジ

ジョージ・ブラウン・カレッジってどんな学校?
ジョージ・ブラウン・カレッジ(GBC)は、30,000人以上の学生が在学しており、150以上のフルタイムプログラム・パートタイムプログラムが提供されています。
留学生だけでなく、ローカルの学生にも人気のあるカナダのカレッジのひとつです。
ジョージ・ブラウン・カレッジは実践的なプログラムに力を入れているため、卒業生の就職率が高く、ジョージ・ブラウン・カレッジの卒業生を雇用した企業からの満足度も高いです。このため、カナダでの留学後に移民を考える際におすすめするカナダの公立カレッジのひとつです。
ジョージ・ブラウン・カレッジはトロントの中心部に位置しており、トロント大学やメトロポリタン大学からも非常に近い場所にあります。
おすすめプログラム
- Early Childhood Education
その他のPGWP対応のプログラムは下記よりご確認ください。
3. Centennial college センテニアル カレッジ

センテニアル カレッジってどんな学校?
カナダのカレッジの中でセンテニアル・カレッジは、オンタリオ州トロントの東部、スカボロに位置するカナダの公立カレッジの一つです。
センテニアル・カレッジでは、さまざまなプログラムと学科が提供されていますが、その中でも特に国際学生に人気が高いのは、ソフトウェアエンジニアリング、車両整備学科、航空整備学科などの技術系・工学系の学科です。
現役で活躍している卒業生と実務家で構成された委員会が最新の産業動向を反映させたカリキュラムを提供し、学生の専門分野に合わせたキャップストーンプロジェクトを実施しています。
また、RBCやCIBCなどのカナダの金融業界、物流企業のAtlantic Packageなど、多様な業界でのCo-op(インターンシップ)や就業機会が提供されています。
その他のPGWP対応のプログラムは下記よりご確認ください。
おすすめプログラム
- Computer Systems Technician – Networking – Ontario College Diploma
オンタリオ州トロント近郊都市のカレッジ

オンタリオ州トロント近郊の都市にあるカレッジを紹介します。
トロントからの距離感は下の地図をチェックしてみてくださいね。
- Conestoga College Kitchener – Doon Campus
- Mohawk College
1. Conestoga College コネストガ カレッジ

コネストガ カレッジってどんな学校?
Conestoga College(コネストガ・カレッジ)は、カナダのオンタリオ州に位置する公立のカレッジです。メインキャンパスはケンジントンにあり、ウォータールー地域やキッチナー、カムループス周辺にいくつかのキャンパスがあります。大学レベルの教育を提供しているだけでなく、専門的なプログラムも豊富で、ビジネス、エンジニアリング、ヘルスケア、IT、ホスピタリティなど多岐にわたる分野で学べます。
実践的なスキルを重視したカリキュラムが特徴で、インターンシップや実務経験が得られるプログラムが豊富です。 また企業との連携が強く、学んだ知識を現実のビジネスや業界で活かす機会が多く提供されることが魅力の一つです。
国際的なネットワークが広く、世界各国からの学生が学んでいます。
おすすめプログラム
- Computer Programming
学生はプログラミング経験と、ビジネス用のコンピュータ アプリケーションを分析および設計するために必要なスキルを身につけて卒業します。このプログラムの卒業生のエントリーレベルの仕事としてはコンピュータ プログラマー、Web アプリケーション開発者、ソフトウェア テスター、品質管理専門家などがあります。
その他のPGWP対応のプログラムは下記で確認いただけます。
2. モーハク・カレッジ(Mohawk College)

モーハク カレッジ ってどんな学校?
カナダのカレッジの一つであるモーハク・カレッジは、トロントから約1時間ほど離れたハミルトン市に位置しています。
モハク・カレッジは、カナダで初めてコネストガおすすめのカレッジプログラムについては、以下のリンクをご参照ください。COOPプログラムを導入したカレッジであり、多くのCOOPプログラムを提供しているため、卒業後の就職率も高くなっています。
おすすめプログラム
- Aviation Technician – Aircraft Maintenance
- Computer Systems Technician – Network Systems
- Early Childhood Education
特に人気のプログラムは、航空機維持管理学科(Aviation Technician – Aircraft Maintenance)で、2021年2月にオープンしたハミルトン国際空港のモホーク航空技術センターで、最先端の設備を使用して理論と実践を学びます。卒業率・就職率も非常に高くなっています。
その他のPGWP対応のプログラムは下記で確認いただけます。
その他の情報
生活費が比較的安いトロント近郊都市
便利な大都市トロントですが、授業料以外で一番大きい出費である家賃がやはり高めです。
特にお子様連れやご家族全員での留学の場合、より広い居住スペースが必要になるため家賃が高くなる傾向にあります。
郊外の都市ですと家賃がトロントに比べ比較的抑えられるため、近年トロント以外の都市を選択される方も増えてきています。
2年間のカレッジディプロマがおすすめ
たくさんの選択可能なプログラムがありますが、「卒業後のカナダでの就職」をメインに考える場合、お勧めできるのは2年間のカレッジディプロマプログラムです。
PGWPは雇用主の制限がなく就労ができる大変貴重なチャンスで取得できるのは一生に一度のみとなっています。
卒業後のPGWPの長さは基本的にプログラムの期間に対応して期間が決まりますが、学習期間と得られるPGWPを考えたときに最大限に利益を享受できるのが2年のプログラムになります。
また短期のプログラムに比べ、必然的に滞在(就学期間+ワークビザの期間)できる期間が長くなるため、ビザの更新や手続きに煩わされることなく落ち着いて長期での計画を立てることが可能になることがお勧めする理由です。
カレッジの入学基準は?
選択する学校やプログラムによって期間や授業料、入学基準は変わってきますが、カレッジディプロマプログラムの入学基準は高校以上の卒業証明、言語の要件はiELTSのアカデミックで6.0程度となる場合が多いです。
iELTSのスコアがない、またはスコアが6.0に満たない場合も付属の語学学校のプログラムと同時に申し込むことで受け入れ可能となることが多いです。
– パスポート
– 公式テストのスコア(スコアがある場合)
– 登録申込料 カレッジによる – $100 – 200
– 高校以上の卒業証書(英語原本or原本+プロフェッショナルによる翻訳)
– 高校以上の成績証明書(英語原本or原本+プロフェッショナルによる翻訳)
まとめ
カレッジ留学は、留学後の就職と移民を見据えた長期的な計画となりそれなりの時間と費用がかかりますが、安定したステータスや将来の展望など得るものも大きいです。
その一方、適切なプログラムを選択するためには、徹底した調査と慎重な決定が必要です。
留学中に発生する可能性のあるさまざまな問題、特に変化する移民局の政策に迅速に対応できる現地の留学エージェンシーを選ぶことが重要になってきます。
私たち、International Academy Inc.は、トロントに本社、モントリオールに支店を置く26年の実績を誇る信頼の留学エージェントです。
初回の相談から卒業後の就職まで、体系的かつ専門的にサポート可能です。

カレッジの登録手続きサービスは無料で承っています。
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